どうしても手が出てしまうタバコの魔力
そもそもニコチンが切れたから
アルコール依存症と同じようにニコチン依存症なため、どうしても欲しくなる、欲してしまう。
タバコの味が忘れられなくて
あの女の体が忘れられないのと同じように。
なんだか物足りなさを感じる
いつも何かやり忘れたような、そんな気分でそわそわしてしまう。刺激が足りない。
習慣から、癖から逃れられない
ネットをしつつタバコを吸う、食後に吸う、寝る前に吸う、朝起きたらまた吸う、などタバコを吸う、シチュエーションがあれば、そういう時は、もう吸わなくては気が済まない。残念ながら、そういう体に、思考回路になってしまっている。反射的に手が伸びてしまうのだ。これはもはや習慣であり、癖であり、病気である。何かをする時、一緒にタバコを吸っていた記憶、それがどうしてもこびりついて取れない。まるでヤニのように。
淋しい・不安になる
自分には何もないんだ、タバコがなかったら、人生に一体、何があるというんだい、と泣きそうになる(つまり楽しみにしていることが何もなく、孤独で泣きそうなのである)。
イライラする、タバコこそがストレス発散
タバコを吸うとイライラがおさまるし、ストレスの発散になっていると信じて疑わない。しかしそれは錯覚であって、ニコチンが切れ、タバコを欲している自体で、通常の、自然できれいな体ではないのである。ストレスが軽減されるのではなくて、ニコチンを補充してくれて、ありがとう、これで大丈夫、ボクはもう元気になったよ、キミじゃなくてね……ニヤリ、と悪魔が喜んでいるだけなのである。
彼女がいないから
彼にとってタバコとは、乳首が吸えないから仕方なく吸うもの、なのである。
守りに入りたくはない
病気なんて恐れてちゃ何もできねぇ、それに俺は病気になっても吸い続けるぜ?健康なんて気にするなんて馬鹿だ。そういう気持ちが若さを奪い、老いを加速させるんだ。俺はもっとパンクに生きたいし、そういう風に生きてきた、そしてこれからもそう。タバコもやめねぇ、やめたら負け。禁煙なんてクソくらえ。そんなの女々しいやつのすることさ。
パンチラを逃したくない
メリットでいったようにパンチラを発見したら、タバコを吸うことでごまかしながら見ることができる。彼はそういうチャンスを見逃したくはないと常日頃から考えているのだ。
恰好つけたい
映画で恰好良くタバコを吸うブラッドピットに憬れてしまったからである。映画を見るたびに、そういうシーンを見るたびにタバコに手が出てしまう。
いやなことがあった
そんな時は酒を飲むかのようにタバコで気をまぎらせようとしてしまう弱い生き物なのだ、人間ってやつは。酒、タバコ、女、このうちの一つくらいは男なら誰だって夢中になってしまうものさ。全部に手を出し、すべてにハマッて、やり続けるのは非常に贅沢なことだと言える。