HOMEお小遣いサイトと税金について
クリックやゲームなどで、自力でこつこつ頑張って貯めたポイントに関しては 、これだけで税金を払うほどには稼げないため、税金がかかるかからない以前の問題です。
また、お買物や広告案件を利用（登録/申込）することで得たポイントに関しても、基本的には 、割引や値引きと見なされるため（100％還元案件などは特にそう）、税金はかかりません（その管轄地域や対応職員によって見解は異なる）。
しかし、文章の作成やお友達紹介制度を利用して、ある一定額以上を稼ぐと税金を払う必要が出てきます。
- サラリーマンやOLさん、フリーターなど
他に年間100万円以上の収入のある人……年間20万円以上の所得 - 無職やニート、ひきこもりから専業アフィリエイターまで
他の収入が年間100万円に満たない人……年間38万円以上の所得
ここで言う所得とは前の年（1月1日〜12月31日）に得た収入（ポイント）の合計額から必要経費を引いたもののことです。必要経費とはその収入を得るのにかかった費用で、ポイントサイトやアフィリエイトの場合、振込み手数料やレンタルサーバー代、ドメイン代、パソコン代などがあげられます。これらの経費を差し引いて上の額に達していなければ確定申告する必要はないということです。
確定申告の期間は、2月16日〜3月15日（その年によっては16日までOKなことも）までです。その間に税務署へ直接行くか、それが無理な人は郵送することで（この場合は当日消印有効）指定の書類を提出しなければなりません。
リアルでどこにも勤めておらず、本業で生活する手段としてやっている人は、事業所得として青色申告で本格的にやらなくてはなりませんが 、ポイントサイトやアフィリエイトを会社やバイトとの掛け持ち、いわゆる副業としてやっている程度の人は、"雑所得"として納めればいいだけです（事業と認められるレベルに稼ぐと事業所得として申告できる）。
雑所得で申告するのに必要な書類は、
- 申告書B（第一表/第二表）
-- AでもいいみたいだけどBは誰でも使っていい-- - 源泉徴収票を貼る台紙みたいなの
-- これに勤めている会社からもらう源泉徴収票をのりで貼りつける -- - 所得の内訳書
-- これに報酬を振込んでくれたポイントサイトの会社名と住所を記載 --
これら３点に、計算した税金を自分の銀行から引き落としてもらうならその依頼書 -- これに自分の銀行口座番号を書いてそこの銀行印を押す（一度、依頼すれば以降、自動的に引き落とされる） -- くらいなもんで、収支内訳書とかいうのは提出する必要ありません。
これらはリアルで税務署へ取りに行く必要はなく、必要書類は全てネットで手に入り、全てをネットで作成していけます（確定申告書等作成コーナーから）。あとは郵送すればいいだけなので殆ど全てをお家に居ながらできちゃうということです（ポイントサイトと一緒！）。また、雑所得として申告する程度なら別に会計ソフトなど買う必要はありません（あわてて買わないようにしましょう）。
税金の納め方がよく分からないから、、と言って逃げないようにしましょう。大丈夫、安心してください、確定申告はそこまで敷居の高いものではなく、誰にでもできることです。青色申告はいろいろ知識が必要ですが（会計ソフトを使えばこれもできるとは思う）雑所得なら記入する項目も少なく、それほど時間もかかりません（それぞれのポイントサイトからいくらもらったかなどの計算は必要だが）。分からないことはネットで調べればいいのです。
確定申告は言うなればそうだな、年賀状を家のパソコンで作るのに似てる。あれも面倒臭い、腰が重くてなかなか作業する気になれない。でも一旦はじめるとやれちゃうだろ？逆になんか楽しくなってきてちょっとこだわってみたり、確定申告もそうした類のもので、そういうイベントがまた一つ加わったようなものなのです。
それにそれなりのお金を稼いだらどうしても納める義務がありますし（納めていないことがバレると過去最大7年に遡って4〜15％ほどの延滞税を上乗せされた金額をとられてしまう）、ちゃんと納めれば堂々と胸をはって、より真剣に（そういう仕事として責任感を持って）ブログやサイト作成作業に打ち込めるなどのメリットが発生します（そのブログやサイトの信頼度もUP）。来年はもっと税金おさめられるように頑張るぞ、となるわけです（もう自分だけのためではなく、日本国民のために稼ぐことになる）。
さて具体的なやり方、書き方ですが、おやちょっとこんな時間に人が来たのでまた今度……。
