HOMEそこまでしてポイントが欲しいのか、こいつはみみっちい奴だぜ
職場の備品やらを注文するのに自分名義のポイントサイトを通す。このことが発覚すれば、軽くたしなめられたり、厳重注意ならまだしも、一歩進んで謹慎処分や懲戒解雇、最悪の場合、業務上横領罪などの罪に問われ、警察に突き出されることでしょう（だから絶対、やっちゃダメ）。
あなたはほんの少しのポイントを得るのと引き換えに、今まで築き上げてきた地位、名声、名誉すべてを失ってしまうのです（少なくともこんなせこいことをするんだという白い目で見られたり、信用を失う）。
職そのものまで失えばあなたもこちら側の世界の住民、すなわち私のようにリアルで底辺労働者となって汗水流しつつネットでも頑張って稼がなくてはならないような人間にまで落ちぶれてしまうことでしょう（いや私は犯罪をおかしたわけじゃない、むしろ何も悪いことをしちゃいない。ただ、引き篭もりが長引いただけなのだ……）。
と言っても、小さな職場など比較的ゆるい環境でしたら、上司に事前に確認をとっておけば特に問題なく使えるワザだとは思います。許可を得る時は、ちょっとポイントためてんすけど、いいっすか、てな軽いノリで（何言ってんだ、ちゃんと仕事しろ、と怒られてもあたしゃしんないよ）。
こうしたことは、友人や職場の同僚にネットでの買物を頼まれた時にも使えます。スマホやパソコンを持っていない、やり方がわからない、時間がない、面倒だ、親や嫁にバレるとまずいんでねぇ（無駄遣いするなと叱られる）、などの理由で頼んでくることがあるものです。
この場合はいつものようにポイントサイトから購入するだけでOK（お買物には高還元率が売りのハピタスがおすすめ）。私たちはついに、こつこつクリックやお友達紹介など以外で、自分はいっさいお金をかけずにポイントを得る新たな方法を手に入れたというわけです（なんならそのように、ネットで買うように仕向けてやってもいい。でぇじょうぶでぇじょうぶ、俺がネットで買っといてやるからさ、てな具合で）。
こいつはある意味、立派なビジネスなんだ。自分の大切な時間を使って他人の代わりにお買物をしてあげているのだから。なので多少の手数料が発生してもおかしくはない、むしろ当然である（実際、お駄賃としてリアルでジュースくらいならおごってくれたりするだろう）。ま、友人ならそらちょうどいいや、こちとらちょっとしたポイント貯めているんでね、へへッ！と気軽に言えるけどね。
購入の際は、さらに抜け目なく、代金引換や銀行を選択せずに、クレジットカード払いにすればポイントサイトのポイントとあわせてカードのポイントも付くし、当然、現金も手に入る（商品代金は現金で支払ってもらうので）。
だからこれはもし今、手元に現金があまりない場合にも使える裏ワザだったりもする（カードは翌月や翌々月に遅れて請求されるので今、お金がない人にも使える）。リアルでも友人と飲んだ居酒屋で、自分が率先してクレジットカードで支払ってしまえば似たような状況を作り出せる（あとで割り勘すれば現金が手に入るので）。
おまえはそこまでしてポイントが欲しいのか、と言われそうな、とてもせこい裏ワザですが、ポイント収集マニアにとっては常套手段かもしれませんね。
