電子書籍のメリットとデメリット
電子書籍のメリット
- 24時間365日いつでもどこからでも購入可能
- いつでもどこでもどの端末からでも読める
- 今まで本を読まなかった人もどんどん読むようになる
- 紙以上に便利で使える様々な機能
- 紙をいちいちめくらなくていい
- 漫画も電子書籍ならではの楽しみ方ができる
- 紙の本のように売り切れる心配がない
- 紙の本のように嵩張らない、置くスペースもいらない
- 重くない
- 様々なジャンル、複数の本の並行読みにも適している
- クラウド化により容量も気にせず読める
- 同じ商品を間違えて購入する失敗がない
- 無料の本もある
- グラビア写真集など買いづらいものにも最適
24時間365日いつでもどこからでも購入可能
わざわざリアル店舗に行かなくてもスマホかタブレットもしくはPCがあれば、24時間365日いつでもどこからでも購入できます。
いつでもどこでもどの端末からでも読める
たとえばiPadなどタブレットで購入した商品は、スマホでも読めるので(どのストア、アプリでも1アカウントで端末5台まで、などとなっており全ての端末で同期される)外に出かけても続きから読むことが可能なのです。だから電車を待っている間、乗ってから、職場の昼休み、仕事帰りなど常に本を読めるわけで、いつしか本の虫になってしまいます。
今まで本を読まなかった人もどんどん読むようになる
電子書籍は手軽にすぐ購入(1クリック)、リアルタイムで読めるので、今まで本を読まなかった人もどんどん読むようになると思います。
リアル書店では、そうとう興味のあるような本じゃなければお金を出したくはないものです。ちょっと読もうかな、と思うことはあっても購入にまではなかなか至りません。そもそも新刊の大型本なら普通に1冊1,000円以上かかりますものね。
しかし電子書籍ストアのアプリから購入する場合は違います。ちょっと試しに読んでみるか、でその場ですぐ購入&すぐに読めるので簡単にお金を払ってしまう。一度、読んだらかっぱえびせん状態で、次から次へと読みたくなってしまいます。
また、おすすめや人気ランキングなど気になる本がいっぱいでてきてあれも読みたい、これも読みんでおきたい、となってしまいます。
紙以上に便利で使える様々な機能
文字の大きさを変えたり、マーカーを付けたり(色も変えられる)、栞(しおり)や付箋(ふせん)のようなものを付けたり(本を開くと前に開いていたページが表示されるので、紙の本のように栞や付箋自体がいらないのだが)、文字を選択してその場で検索もできるなど、紙以上に便利で使える様々な機能が追加されてきています。これからもどんどん進化していくことでしょう。
紙をいちいちめくらなくていい
紙をいちいちめくらずにタップしたり、スライドすることでスムーズにページを進めていける(新鮮な感覚を楽しめる)。そのうち、タッチすることすらなく、頭の中で指示すれば勝手にページをめくってくれるようになるのではないでしょうか。
漫画も電子書籍ならではの楽しみ方ができる
漫画は漫画で、一コマごとに読めたり(タブレットで読むと迫力があっていい)、ズームアップできるなど、電子書籍ならではの楽しみ方ができる。
紙の本のように売り切れる心配がない
データなので、紙の本のように売り切れる心配がありません。売る側からすればこれくらい売れるだろうと予め商品を仕入れたり、在庫を管理する必要もありません。いまの時代、そういうことは時間の無駄でしかないのです。
紙の本のように嵩張らない、置くスペースもいらない
電子書籍なら普通の本のように嵩張らず、置くスペース(場所)すらとられません。アプリには本棚もあるため、そこに購入した商品をコンパクトに、そして綺麗に整頓できます。
重くない
その端末によりますが、iPadのようにどんどん薄く、軽くなってきています。出張や旅行先で本を読みたいならスマホかタブレットを1つ持っていけば事足りるということです(紙の本なら荷物になるが、電子書籍ならスマホやタブレットに何千冊も入っているようなものなので)。
将来は紙一枚ほどの薄さで、重さもほぼなくなってしまうことでしょう。映像も飛び出したりしそうです。
気軽に買って読める
紙の本では部屋に置きたくないようなもの(今までは買ってまでは読まなかったもの)でも、電子書籍ならまぁいいか、どんなもんか試しに読んでみようと(部屋に置く必要も誰かに見られる心配もないので)気軽に購入できます。
様々なジャンル、複数の本の並行読みにも適している
嵩張らない上に、本当に手軽にページを開けるため、続きから読んだり、読んでいる途中に他の本に手を出すなど、電子書籍は漫画を読みつつ、哲学、ビジネス書、さまざまなジャンル、複数の本を同時平行的に読むのにも適しています。
ひとつのアプリから別のアプリへ移動することも簡単です。このストアでは漫画中心、ここは小説や一般書籍中心、などと使い分けてもいいでしょう(前者はkinoppy、後者はKindleがおすすめ)。
クラウド化により容量も気にせず読める
現在はAmazonのKindleのようにクラウド化されているため、読みたいものだけ持ち歩く端末に移せばいいし、読んだらその端末から消すこともできます(端末から消しても一度、購入したものは何度でも移せる)。なので端末の容量も気になりません。
同じ商品を間違えて購入する失敗がない
リアルでは、同じ本を二度買ってしまうことがあったりします(既に持っている巻の漫画をうっかり買ってしまったり)。電子書籍の場合、Kindleなど同じストアのアプリ内なら一度、購入すると購入済みになるため(購入しようとすると既に買っています、となる)、リアルのように同じ商品を重複して買う恐れがありません。
無料の本もある
電子書籍は文学作品など著作権の切れた本を無料でたくさん読むことができます。在庫のいらないデータのわりにまだまだお値段は高めですが、お手頃価格なものがあったり、セールでかなり安くなっていることもあります。
グラビア写真集など買いづらいものにも最適
電子書籍ならリアル店舗では買いづらく、部屋にもたくさん置きづらい、グラビア写真集などちょっぴりエッチなものもクリックひとつで購入、その場ですぐに見ることができます。こいつは大きいですね。
電子書籍のデメリット
- まだまだ値段が高い
- 紙よりも品揃えが悪い
- ついクリックしてどんどん買ってしまう
- 利用ストアのサービスが終了する心配
まだまだ値段が高い
確かに紙よりは安いですが、モノではなくデータのくせにまだまだ値段が高い傾向にあります。特に漫画が高く、紙のやつとさほど変わらないものも多いのが現状です。
紙よりも品揃えが悪い
電子書籍は紙に比べると商品ラインナップ(品揃え)が落ちます(電子書籍化に反対の立場を持つ著者もいたり、いろいろなんかややこしい問題があるので)。今後は増えるとは思いますが、電子化されていないものは今のところいくら紙のやつを買うよりほかはありません。
ついクリックしてどんどん買ってしまう
電子書籍はワンクリックで購入できるので、ついクリックして買ってしまう傾向にあります。なので今月はこれだけ、と値段を決めておくといいでしょう(それでもやっちゃう時はやっちゃうが)。
利用ストアのサービスが終了する心配
利用しているストアのサービスが終了したら購入したものが読めなくなる可能性もあるのが問題です。Kindleなど、なるたけ大手の有名どころのストアを選んでおくといいでしょう。