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「第四回講演:当サイトを立ち上げた経緯と理由」

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当サイトを立ち上げた経緯とその理由について

本日は当サイトを立ち上げた経緯とその理由について語っていきたい(そして次回、第五回ではサイトを完成したのちのことについて)、こう思っています。まぁこれは以前も述べていますが、また別の観点から述べていこうかと思います。

はい、私はこれまた以前もどこかで述べたように長い間、ひきこもり続けました。そのためもうにっちもさっちも行かない状況に陥っていた。そんな風になるなど分かりきっていたことでした。人はいつまでも若いままではいられない、ずっと10代や20代のままではいられないということくらいに。

けれども子供の頃は父のようになるだなんて、あんな風に指が太く髭が濃くなるだなんて信じられないようにその頃の私には信じられなかったのです(いや薄々は気づいていたけれども見てみぬふりをしてきたというのが正しいのかもしれない)。

なんとかしなければならんかった。どうにかして金を稼がねばならんかった。私は家族や友人に迷惑をかけるのだけは嫌だったのです(ま、既に充分、迷惑をかけていましたが)。

私にはネットしかなかった、ネットだけだった、ネットと女の子だけだった、ネットと女の子と…、ともかくネットでお金を稼ぐことに夢を見ていた、そこに一縷の望みを抱いていたのです。ポイントサイト、これは以前からいくつか登録してはいました。そこで途中で打っちゃっていたそれをもう一度やってみることになる。もう藁をも縋る気持ちだったのです。地道にこつこつ、少しでも、ほんの僅かでも金を工面しなければならなかったのです。

金がないと何もできん。女の子といいこともできないのです。ブルセラ業界もいつしかデリケートな未成年である手前、厳しくなっていった。そういうお店、私の記憶が確かならばマジックミラー越しにリアルタイムでパンティを脱いで手渡してくれると噂の革新的なお店もあっと間に潰れていった(今でいうところの女子高生見学倶楽部のような類だがそんな甘っちょろいもんじゃなかった。ミラー越しに生女子高生の生パンティや唾液を頂戴できたのだからね)。

お恥ずかしい話、私も一度は訪れてみたかったのですが(あぁそうです、私にはそうしたものに対する並々ならぬ好奇心、長引くひきこもり、上手くいかない暗い人生が育んだ捻くれた性的嗜好があったのです!)金がないばっかりに行くことができなかったし、これから先ももはや不可能なのです(失った時間は取り戻せない、もう過去にはタイムスリップできないように)。これは損でしかなかった。

私は損ばかりしてきたものです。自分の欲望に素直ではなかった。何事もオクテで真面目すぎるところがあったのです。ちょっとした下心や不純な気持ちで、たとえば可愛い女の子に出会えそうだからバイトをしてみる、というような類には抵抗があった。あの頃はまた、それだけ純粋だったのでしょうし男どもの多くにはそういう面があるのではないでしょうか。若い頃は特に、女よりもシャイで不器用で純粋なのです(ひきこもりが男に多いのもこれと、エッチな妄想をしすぎるせいだ)。

若い頃は誰でも、顔にしても性格にしても短所が目立ってきてはいないため、それなりに誤魔化せるものです。しかしそうした今だけある武器をもってしてリアルでまんまと味をしめたくもなかった。とにかく真面目に考えすぎた。よくわからぬことを考えすぎ最終的にはいつも何も手を出さず、何もしないことを選択するというよくある失敗のパターンだったのです(これは最悪の事態である)。

そんなこたぁ損だけしか生み出さない。歳を重ねてようやく私も大損をこいていることに気付きました(年齢というのも時には役に立つものです)。もう動機など関係ない、不純なそれでもなんでもいい、あまり深く考えずにとりあえずやる 、動き出すことが大事なんだ、そんな風に割り切って考えられるようになっておりました。

今まで損ばかりをしてきたため、損だけはしたくないという気持ちが非常にそうですね、強くなっていたのです。

ポイントサイトでお友達を紹介できると知った時も一刻も早くサイトを立ち上げねば損をするぞ、という強い気持ちを、焦りを抱きました。このままではいけない、乗り遅れてしまう、ただでさえ乗り遅れているのに…と。

サイトやブログを持たず、ポイントサイトのお友達紹介バナーを貼らないということはそれだけ多くのお金が発生する可能性、機会を失ってしまうことを意味している(これはアフィリエイトそして人生とて同じで参加しなければ何も起こらない、その可能性すらまるでなくなるのです)、少なくとも私にはそう思えてならなかった。

リアルでの出会いに関しても同じようなことが言えます。とにかく顔を出さないと、可愛い子目当てでファミレスなんかでバイトしてみる(私もしたかったものだ) 、それがムリならマクドナルドでもいい(あぁ制服を着たお姉さんとしたかった)、とにかく毎日のように同じ場所に行き、同じところで働く、そうしているだけで何かが起こるやもしれない。顔を合わせればあわせるほど、接する機会が多ければおおいほど、その可能性は高くなるのです。

私は苛立ちましたねぇ。あぁくそう、なぜそんなチャンスをミスミス逃してきたのか、若い頃なら可能性はより高くより安易に物事は進んだはずだのに、と。

そこで、ネットでも同じような失敗を繰り返してなるものかとサイト作成に打ち込むことになる。ブログの経験はありましたが更新せず放置してしまうことが多かったので 、思い切ってサイト、つまり皆さんがよくご存知の言葉で言うところのホームページにチャレンジしたのです。

のちのちのことを考えるとサイトの方がしっかりしたものを作れば効果が大きいのではないか 、という先入観があったのとよく耳にするホームページというものをなんだか難しそうだから、と敬遠していたので一度、挑戦してみたい、この際だから自分の力で、無から何かを作り上げてみたい、そう強く思ったのです(そうした表現することに自分は向いているのではないかという思い込みもどこかにあった)。

それに一から自分の手でじっくり育てていけば好きなポイントサイトのように愛着が湧くだろうし、ブログのようにほったらかしにしないのでは、という思いもあった(ブログの方が更新するのに適しているが、段々、面倒くさくなって放置ぎみになりがち。サイトは更新しにくいイメージがあるが、時々また所々いじったりする程度で長く続けるのに向いているのではないか)。

なんとかして形にしようとネットを彷徨い、集中して短期間でサイトは完成(それでも1ヶ月以上かかりました)。

できるのかどうか非常に不安でしたが焦りも手伝って、損をしたくないという強い気持ちも手伝ってどうにかやり遂げることに成功したのです。

(2011年6月頃に作成されたものを編集して発表)。


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