神聖ネットバイト帝国 ネットウィル

「第三回講演:ネットバイト宣言2008」

TOP>宣言文2008

宣言文2008

上に立つ一握りの者が下にいる数多くの者を搾取するのが資本主義社会の構造である(あぁ私は大層なものを取り上げてしまったものだ)。ネットバイトとて 、そのようなもの。けれども 、ネット収入→株式投資→不動産経営という黄金の道が開ける可能性もないではない。つまり 、一個人が成り上がる可能性があるということ(といってもそこまで上手くいくのは極僅かです。これもまた限られた、一握りの人しかできないことです)。

手をこまねいてばかりもいられない。まずは参加、貧しき者なら特にやるべきだと思う。ネットバイトは誰にでも門戸が開けられ 、今すぐ無料で始められる。経歴や学歴、正社員、非正社員分け隔てなく誰でも自由に出入り可能なのだ。つまりネットこそが自由競争社会なのだと言えよう。

私としては、自由ではあっても窮屈で、皆が競争に勝つべく、せかせかと何かに追われているかのような毎日を送る社会 、しかも頑張ったからとて上の立場になれるのは極々一部の人であって、凡人は、つまりは殆ど全ての人が苦しまねばならない社会ではなく 、自由よりも平等に重点をおいた社会を我が大日本帝国には目指して欲しいのが本音です。実力社会が良いと思っていた人も、結局は上には立てないのだと、自分は間違っていたのだということを、さすがに気付いているはずなのです。

けれども、いくら不満であっても、私たちは今、与えられている環境の中で生きて行くしか 、そこで最善を尽くす、少しでも前へ進むべく闘争する以外の選択肢はありません。そうです。ネットというものがあるならば、それを利用しなくては最大限に活用しなくては損なのです。

HPやブログを作れば 、ただちに自分が主人公になり人の上に立ったような気分にもなれる。この資本主義社会において搾取される側の労働者や無言で反旗を翻すニート 、ひきこもり族など、外ではまったく取るに足らぬ人がネットではまるでその資本家のように上に立って好き勝手に振る舞うことができるのだ(それでもこの時点では 、結局、アレだが。アフィリエイトをするにしても広告主である企業が一番上の立場にいて最も稼ぐことができるという事実は変わらないのだが)。

凡人には仕事を辞めて起業するとかそんなことはなかなかできないもの。ましてや実生活で断然役立ち 、有利であるところの気の強さや度胸といったものを持ち合わさない、いわゆる持たざる者にとっては不可能に等しい

場慣れや経験などによっては感覚が麻痺し多少は改善されるとは思うが 、すぐにチンポコが縮こまるようなタイプ 、すぐ顔に出てしまうようなタイプはなかなかに難しいだろう(それにここでは現代社会の新しい病気やなんらかの事情によりウチにこもるかして、そうした経験などを若い頃に積めなかった人々も含んでいる)。

ネット収入を利用した生き方は 、そういう人でも大丈夫、いいや、むしろ大歓迎なのだ。運良く正社員になれたら万々歳、なれなくともバイトなどで凌ぎつつネット収入 、これが新しい生き方ではないか、などと私自身、夢想しているところです。

上手くいくかは分からないが私はこれを身を持って一個の生命を賭してリアルタイムでお知らせしていこうと思っている。

私は自分だけが稼げるようになっても仕方がないと思う。それでもまずは私が先頭に立って結果をださなくてはならないだろう。今は非常にいけない状況だ。競馬成績を見れば競馬では稼げないと言っているようなものですからね(なぜ株ではなく競馬なのか。つまりはそれほど金がないのだ。それに私は競馬を愛してしまっている)。だが私は何ら悲観してはいない。

しかし、悲しいかな、ネットでも外での原則があてはまる。すなわち繁盛している店が売れるということ。訪問者の多いサイトが売り上げに繋がるということ。置いている商品は、さほど変わりはしないというのに!

それでも、ここネット界は(本来はウェブと呼ぶのが相応しくまた正しいのだが)上に述べたように、実生活とは違い 、持たざるもの、外では気の小さく臆病な人、あるいは新卒で就職できなかったり、何らかの資格に挑んだものの失敗したり、就職はしたが使い物にならんかったり、自ら辞めて長い間ひきこもり続けたために何も成長せず今さら社会復帰など困難な状況にある人、つまりは無職でどうしようもない人、あるいは身体が不自由で家で働くことを余儀なくされている人といった社会的弱者にもチャンスがあるのは確かだ。

そして、むしろ、そうした人達の方が思い切ったことができる環境にあるのではと思っている。そう、ネットは弱者にこそ有用なものなのだ。ここでも外の世界と同じように強者にのさばられちゃたまらない。どうにか阻止するのだ。全国の弱者よ、団結せよ!

(2008.3.30)


TOP>宣言文2008