ブログライターを目指す
私が水面下で研鑽を積んできたのがこのエントリー型アフィリエイト(ブログレビューとかブログライターとか言い方は色々。以下、ブログライターと記す)。
残念ながら今はもうブログライターサイトにかつての勢いはないように思えます(もうブログライターという呼び方そのものが古く感じる)。少なくとも私の中でブログライター専門サイトの時代は終わっています(まだ使えるサイトもあるでしょうが、私の好きだったサイトたちが閉鎖した今、私にはもう調査したり、実際に頑張る元気も気力もありません)。
現在、こうした方面、家にいながら自ら積極的に作業をして報酬を得るタイプのサービスはもっぱらクラウドソーシングが主流になっていると言えるでしょう(ランサーズ株式会社の「ランサーズ」、Yahoo!提供「Yahoo!クラウドソーシング」、げん玉のリアルワールドが運営する「CROWD(クラウド)」、株式会社ウィルゲートの「Sagoooワークス」など)。
特徴は以下に記しているようなブログライターのそれと似ていますし、仕事内容に関しても文章作成などブログライターと同じようなライティング案件やちょっとした簡単な作業が中心です(言うまでもなく、ブログライターのように自分のブログに投稿する必要がない上に、用意されている案件数もブログライターより多い)。
ほかにもサイトによれば会社やウェブサイトのネーミングやタイトル、キャッチフレーズを考えるといったユニークなものからデザインやプログラムの作成などスキルのある人に向けた本格的な仕事まで多岐にわたっているのがクラウドソーシングの特徴となっています(呼び方とサイトデザインなどを今風に、それっぽくして、仕事のジャンルを増やした、ブログライターのパワーアップ版といったところか。ブログライターのみよりも稼ぎやすく、やりがいもある)。
これは発注する側にもメリットが大いにあります。たとえば大量の記事が必要な個人アフィリエイターがこうしたサービスを利用すれば、ユーザーにいくつかのテーマに沿った記事を一気に依頼できますし(デザインは得意だが記事を書くのが苦手な人にも使える) 、一般企業にしても多くのユーザーからアイデアを簡単に募集できたり、社内のプログラマーが急に辞めて……などの緊急時や一時的なちょっとした仕事を安価で頼めるのです。
時代はついにここまで来たかと感慨深いものがありますね。ブログライターサイトで稼げない、飽きた、もっといろいろ挑戦してみたい人はクラウドソーシングをおすすめします(「ランサーズ」は簡単なものから高度なものまで幅広く、「Yahoo!クラウドソーシング」と「CROWD(クラウド)」は文章作成やチェック、検索などネット初心者でもできる、簡単なちょっとした作業系が中心、「Sagoooワークス」はテキスト作成のみでブログライターとそう変わらない)。
これは、商品購入や登録されなくてはお小遣いがいっさいもらえない従来の成功報酬型(アフィリエイト)ではなく 、ブログに記事を書く、ただそれだけで報酬のもらえる夢のようなシステムなので、通常形式のアフィリエイトをしても報酬を得られなかった人にも、ぜひオススメしたい。
書くこと、つまり、ネットを通した労働で小銭を得るのだから、言うなればこれは、お金がないから仕方なくやる、その場しのぎ的なものなのでネット上の日雇い労働といえよう。対して従来型の広告報酬型もまたネットを通した労働と言えるが、これは長期的戦略によるものが多いので(それ相応のスキルが必要にもなる)、ネットにおける正社員と言えるのかもしれない。
ブログライターに対する私の印象としては散々なものだった。胡散臭そうなものを魂を売って、金のために、日々、金のためだけに書くだなんて、それは人としてどうなんだ。それに手を出したら人間としてダメなんじゃないか?そこまでいったら人として終わり。私は、崇高なる精神を持った私は、頑としてNON!!!を突きつけた!
それから時はあっという間に流れた。軽くて薄いイケメン達が跳梁跋扈し、街には、これまた軽くて薄いビッチそうなギャル達で溢れた。私の時代の主流でもあるソース顔(濃い顔)ではなく、新しい時代を象徴するような涼しげなしょうゆ顔(あっさりした顔)がもてはやされ出した。ヘキサゴンなるクイズ番組では、おバカキャラという新人類が登場。口惜しいけれども木下優樹菜が私のイチモツを熱くした。
そして当の私はというと、私の顔は、いつの間にか一層、濃くなっていた。マズい。依然、職もなかった。私は、あいかわらずの負け組みであり、世間は情け容赦なかった。しかし、内心、嬉しくもあった。
というのは、確かに今の自分はこういう状態だけれども、それは自分だけではないのだ(実際、近所でも同じように路頭に迷っている同級生を見かけることがあった)。もし仮に皆が皆上手くいっていたとしたら、バブルのような状態で浮かれていたら・・そう考えると私はぞっとした。だから私にはまだ運が残っているのではないか、と前向きに思えたのだ。
ともかく、このままではいけない。なんとかしてネットでお金を都合しなくては。
まぁ、長々と書いたが、要するに金が欲しかった。そうだす。ワシは金が欲しかったんや!(人は自ら進んで決断するのではなく、多くの場合、必要に迫られて仕方なく行動するものである)
なにせ一つの記事を書くだけで100円以上(250円、300円、それ以上といった案件もある)手に入るのだから。ポイントサイト以外での収入方法を探していた私にはこれは一つ衝撃だった。コイツは、もしかすると強力な武器になるのでは、そう思った。しかも文章執筆の訓練にもなる。
さらには、詳しく調べてみるに(そう、私はあまり調べもしなかった。くだらないと素通りして来たのだ。そしてそういう姿勢は今の時代、やってはならないことだと学んだ)案件にしても紹介して罪悪感を感じる類のもの、つまり胡散臭いものというわけではなかった。このことが大きい。
ブログパーツの設置(とその感想)、新発売の商品の紹介、音楽PVや新しくできたサイト、オンラインゲームの感想な、自分が少しでも興味のあるものについて、もしくは書きやすそうなもの、あるいは割り切って報酬の高いものを選んで執筆すればいいのである。それに、こうした情報をいち早く知ることができる点も魅力的だった。気に入れば自分も利用すればいい。
それからまた、これはブログを記す上でのネタにもなるではないか、そう思った。ネタがあれば、とりあえずそれについて書くことができるからだ。そこから派生させて自由に書いてもいい(アフィリエイトを始める前のウォーミングアップ的なものとして使える。文章をたくさん書くため、文章執筆の練習になるからだ)。
本気で取り組めば月々のケータイ代を払うことも十分可能だ。もちろん、それ以上もイケる。これもやっぱりやらなければ損だ。
良質の記事を書けば特別報酬が用意されているサイトもある。しかし、怪しい商品を紹介するのは私たち真面目な一般市民は気が引けるもの。そこで、なるべく書きやすく、比較的、親しみのあるサイトや商品を紹介することの多いブログライター案件サイトを召集した次第です(2008/7/5)。