神聖ネットバイト帝国 ネットウィル

「なんか最近Firefoxくんが重たいんだけど・・・」

TOPOnlineブラウザFirefox>重くなったらプロファイル

そんな時はFirefoxのプロファイルを疑おう!

Firefoxを使い続けているとなんだか重くなってくる時があります。よくある症状としては30秒間隔くらいでブラウザが何か思い悩んでいるかのように一旦、固まります。いろいろダウンロードしすぎてパソコン自体が重くなっちゃったのかなと思いきや、そうでないことも多い。まず疑ってみるべきはFirefoxのプロファイルです(もちろん、その前にパソコンを再起動してみると治ることもあるのでいったん再起動することをおすすめします)。

現在は以下で述べているプロファイルをごにゃごにゃ……といったややこしいことをするまでもなく、Firefoxをリセットする機能ができているので(もともとあったのかもしれないが)、こちらを利用した方がカンタンにトラブルを解決できるかもしれません(リセットすることで新しいプロファイルフォルダが作成されるので結局、似たようなことをしているようだ)。

このリセットを行っても、ブックマーク・履歴・開かれているウィンドウタブとタブグループ・パスワード・Cookie・Webフォームの入力履歴などの情報まではリセットされず、全て保持され、そのまま引き継がれるので安心です。

拡張機能、アドオン、テーマ、検索プラグインなどは削除されますが(以前の古いプロファイルは "Old Firefox Data" という名前でPC上に保存されるのでそこから復元も可能)ブラウザ自体はリフレッシュ(初期状態に復元)されて、動作が遅いなどの問題が解決されることもあるので試してみる価値はあると思います(余計な拡張機能やらの入れすぎが原因ということもある)。

私もSeesaaブログの投稿画面でタブ追加ボタンや追加ページボタンをクリックしても反応しなかったり、リンク先がJavascript:void(0)となっているページが開かない(ジャパンネット銀行でログインできない)、ポイントサイトのゲーム画面が表示されない、ポップアップウィンドウが開かないなど、どうもJavaの様子がおかしく、あぁこのままじゃポイントサイトで一生、ゲームやらができない、などと焦ったがこのリセット機能を利用することで治った経緯があります。

プロファイルとは

パスワード、ユーザ設定項目といった個人情報データです。ブラウザのキャッシュや履歴、ブックマークなどもこのプロファイルフォルダに入っていますが、長期間、Firefoxを利用しているとデータが膨らみ、動作が鈍くなったり、なんらかの原因で破損してしまうことがあるのです。

このため、おすすめのアドオンでも紹介したSQLite Optimizerでデータを最適化したり、冒頭で述べたような症状が出た場合、新しくプロファイルを作成する必要がでてきます(そして古いプロファイルフォルダから必要なもの、たとえばブックマークなどを新しいフォルダに入れてやる)。

プロファイルマネージャーの起動

Firefoxを終了させる→Windowsのスタートメニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック→firefox.exe -ProfileManagerと入力(Vistaの場合は一番下の検索窓のところに入力)。

新しいプロファイルの作成と起動

プロファイルマネージャーの起動→「新しいプロファイルを作成」をクリック。作成したら、さっそく起動してみましょう。もしこれでスムーズに動作すれば、以前、使用していたプロファイルがなんらかの原因でぶっ壊れていた、ということです。

プロファイルの削除

これもプロファイルマネージャーから削除できます。「プロファイル登録だけ削除」を選択すると、プロファイルマネージャのリストからは削除されますが、データは残っているため、また新しいプロファイルを作成すれば、旧フォルダ内のデータをそのままコピー、つまり復元することが可能です。「ファイルもすべて削除」は、その名の通り、プロファイルだけでなく、その中に保存されているファイルデータもすべて失うということです。

データの移行

新しく作ったプロファイルからスムーズにネットサーフィンできるようになっても、それは文字通り新しい、まっさらな状態のファイルであるため、以前のデータを引き継いでくれません。

なのでそうしたデータ(破損していない、また問題を引き起こす原因となっていないデータ)を新しいフォルダにコピーして移行する必要が出てきます。いったいどれが何のファイルなのかよく分からないと思いますが、必要となってくるのはブックマークやパスワードくらいでしょう。

プロファイルフォルダの場所

プロファイルフォルダは、Firefoxのプログラムフォルダとは別の場所に保存されています。探し方は、プロファイルマネージャーの起動と同じ手順で(今回はFirefoxを終了しなくていいですが、フォルダ間でデータのコピーを行う場合は必要となります)、「ファイル名を指定して実行」(Vistaは検索窓)→%APPDATA%\Mozilla\Firefox\Profiles\と入力。するとフォルダが表示されるはずです。

このフォルダ(お尻の方にそれぞれのプロファイル名が記されている)にブックマークなど様々なデータが入っているというわけです。そして必要なものだけを新しく作ったプロファイルに移行してやる、詳しく述べると、古いフォルダの意中のファイルを選択した状態でコピーし(右クリックから)、今度は移行したい新しいフォルダを選択した状態でペーストすればいいのです(選択したファイルをそのまま新しいフォルダへ持っていってもOK)。

ブックマークと履歴のデータ

ブックマークと履歴に関しては古いプロファイルフォルダのplaces.sqlite、bookmarks.htmlを新しく作ったフォルダにコピーしてやるか、ブックマークのみでいいなら、あらかじめブックマークをバックアップしておき(JSON形式で)、ツールバーの「ブックマーク」→「ブックマークの管理」から「復元」を選べば簡単に以前の状態に戻すことができます。

パスワードのデータ

IDやパスワードを入力する必要のあるサイトをよく利用している人は(多くのポイントサイトに登録している人など)これをコピーしておかないと、いちいち入力していくはめになってしまいます。これは非常に面倒です。

key3.db(パスワードの鍵データベース)、signons.sqlite(保存したパスワード)、signons3.txt (保存したパスワード)の3つを新しいフォルダへ移しておきましょう。

検索プラグインのデータ

search.sqliteファイルとsearchpluginsフォルダ。ポイントサイトのポイントモンキーやお財布サーチなどの検索プラグインを追加している場合はこれをコピーしてやるといいでしょう。

Firefoxコンテンツ

ブラウザの種類


重くなったらプロファイル<FirefoxブラウザonlineTOP

Copyright(C) 2007- ネットバイト帝国 ネットウィル All Rights Reserved.