楽天銀行(旧イーバンク)とは
ネット専業銀行では、ジャパンネット銀行の次に現れ、私もすぐに口座を開設した、イーバンク銀行。特にポイントサイトに強く、ここだけにしか対応していないポイントサイトがあったり、ポイント交換サイトPeXとはリアルタイムで換金できたりするのがここの強みである(ジャパンネット銀行等は翌月25日まで待たなければならない)。
そんな元祖ネット銀行の雄とも言える、イーバンク銀行を2010年に連結子会社化し、自分とこの銀行にしたのが、楽天グループで、2010年から楽天銀行として新たなスタートを切った(同じくジャパンネット銀行もPayPayに買収され、2021年からPayPay銀行になっている)。
楽天としては、銀行が喉から手が出るほど欲しかったのだと思う。楽天グループがより大きくなるためにはどうしても必要ですからね。当時はイーバンク銀行に愛着があったため、ただただ悲しかった想い出しかないが、今ではそのイメージは払拭され、銀行同様、私自身も完全に楽天色に染まっている。
楽天経済圏の中枢機関であり、心臓部として機能する
楽天グループに入った当初は、サービスが落ちたとネット界隈ではわぁわぁ言われていたが「楽天市場」「楽天カード」「楽天競馬」「楽天証券」「楽天ブックス」「楽天ダウンロード」「楽天ラクマ」「楽天アフィリエイト」「楽天Room」「楽天チョメチョメ……」といったネットを牛耳る勢いの楽天包囲網を利用した、包括的なサービスを展開。
そうして今やスマホ決済サービスの「楽天ペイ」、更にはドコモ・au・ソフトバンクに続く、第四の携帯キャリアとして「楽天モバイル」のサービスまで開始するなどリアル店舗やスマホ業界にまで影響力を拡大、その基盤を盤石のものとする楽天包囲網は、いつしか楽天経済圏と呼ばれるほどネット民だけでなくリアル民にとっても身近で馴染みの深いものへと進化、発展を遂げた。
中でも「楽天銀行」は、新NISA始動で俄然注目を集める、ネット証券において「SBI証券」に次ぐ、業界No.2の「楽天証券」との結びつきが強く、各口座を連携させる「マネーブリッジ」によって橋渡し的に資金を自動供給する重要な役目を担っている(自動入出金のスイープ機能によって、逆に手数料無料で楽天証券から楽天銀行に資金を移すこともでき、楽天銀行口座に移された資金には通常よりもかなりお得な優遇金利が適用される)。
株を買うには種銭が必要であり、まずは、銀行である程度、貯める必要がありますから楽天経済圏にとっても一番重要なポジションなのかもしれません。
各種手数料を無料にする方法
楽天銀行がやっかいなのは、普通に利用しているだけでは、手数料がかかってしまうところ。今回はこれを無料にする方法を紹介します。
ATMは基本的に利用しない
ATMはもういいんじゃないか。私たちはもう、楽天Payや楽天カードで支払う、キャッシュレス人間なのだから現金で引き出す必要などそうそうないんじゃないか。
給与か年金振込口座に指定する
一度指定して実際に給与や年金が振り込まれれば、他行宛ての振込手数料が翌月3回まで無料になるので、一番てっとり早いっちゃそうでしょう。
ハッピープログラムのステージを上げる

ハッピープログラムとは、対象サービスの取引件数が多いほどステージが上がり、最高月3回まで他行宛ての振込手数料が無料になる、文字通り、ハッピーなプログラム。取引ごとに楽天ポイントがほんのちょっとだけじゃがもらえるのが地味にお得。

参加するには、楽天では毎度おなじみのエントリーが必要ですが、毎月やる必要はなく、最初に楽天会員の情報と楽天銀行の口座情報を紐づける「楽天会員リンク登録」を行う(楽天銀行のログイン後画面から楽天IDでログインする)だけでOK。
取引の例としては、他行口座からの振込も対象になるし、楽天銀行を楽天カードの引落口座に指定しておけば、自動引き落としで1件になる。JRAの即PATや楽天競馬の入金も対象だから、即PATは楽天銀行で始めるのが一番だったりします。
まぁ、要するに楽天銀行を使い込めば使い込むほどお得になるってわけですが、上の表を見ても分かるように、口座残高が増えれば増えるほど、取引件数などそう気にしなくて済むようになるので、まずは残高10万円以上のアドバンスに昇格しておくのが一番てっとり早いかな(VIPレベルでも100万円以上なのでそこまで難しい条件ではないが)。
COIN+のエアウォレットアプリを利用する
とは言え、ATM手数料や他行宛ての振込手数料の無料回数が増やせるからといってハッピープログラムを意識してがんばるのもなんだかなぁと(ほんの数回増えるだけやし)。そこでおすすめなのが、他行への振込手数料を無料にする方法でも紹介している、COIN+のエアウォレットアプリを利用することである。
これを使うだけで、他行へ振り込む時は、基本的に手数料がかかるという概念が崩壊する。何度やっても無料ですからね。今の時代、振込手数料など馬鹿げています。
ただし、この方法が使えるのは、あくまで登録している、自分の所持する銀行口座だけ。他の口座に無料で振り込みたいなら楽天銀行の場合、ハッピープログラムをがんばるしかありません。
ちなみに同じく手数料無料で送金できる「ことら送金」には楽天銀行は未だに対応していません。
お手軽に銀行ポイ活できる、常設キャンペーン有
楽天銀行では毎月さまざまなキャンペーンが行われていますが、中でも「現金がざくざく貯まる」キャンペーンは、銀行ポイ活初心者にもおすすめなんです。

この中で注目すべきは、2番目の「他行から楽天銀行への振込入金で1件につき10円」(※入金額は、1件3,000円以上が対象)。さらに上限の5件達成でクリアボーナス100円が出ますから、10円×5+100円の月150円が無料で手に入るということになります。
たった150円?と言われるかもしれません。けれどもポイントサイトでこつこつクリックやらで150円を貯めるのにどれだけ時間と労力がかかることか……、それに比べるとこの150円は全然、手間暇がかからなくて楽ちんなのです(楽天だけに)。
やり方は、三井住友銀行Oliveや住信SBI銀行の定額自動送金機能を使って全自動化してしまう、ただそれだけのことです。
手数料がかかってしまうと元も子もないので、後者、住信の定額自動送金の無料回数には注意したいところですが、一度設定して、毎月のエントリーさえ忘れなければ、何もせずとも月150円稼ぐ不労所得のようなシステムを構築することができるのですからやらない手はないでしょう。
※以下は、古い記事のアーカイブになります。
キャッシュカードがない → 現在は口座開設と同時に申し込めます
ここは待てど暮らせどジャパンネット銀行のようにカードが送られてこなかったので、なんだか手持ち無沙汰で、せっかくネット口座を作ったのに作った実感が持てんかった。しかし、いつの間にか初回発行手数料が無料になっています。
同行間やATM以外でも、ポイントサイトの利用でいつでもリアルタイム入金
楽天銀行のみリアルタイム入金に対応しているポイントサイトがあるため(お財布.com、PeXなど)、これらを利用すれば銀行以外からでも家から一歩も出ることなく入金することができるようになっている。
コメント
楽天銀行は、ポイントサイトとの親和性も高いため、ポイントサイトを既に利用している人やこれからたくさん登録しようと思っている人のための銀行とも言える(私もポイント受け取り用に開設したのだ)。
ポイントサイトに登録している人や競輪・競馬・競艇などのインターネット投票(「即PAT」など)を利用したい人は、今のところ老舗のジャパンネット銀行とこの楽天銀行の組み合わせで間違いない。無料なのでいくつ開設してもいいのだが、2つあれば大抵、マイナス面を補いつつ使い分けるのに十分だからだ。